◆オーニング・テントの追加 →前の改造リストへ戻る
秋になり、日ごとに寒さが増してきます。まもなくトレーラーに乗り換えてから初めての冬を迎えます。
夏の間は日差しを避けるための単純なオーニングやスクリーンテントでよかったのですが、これからは防寒も大切！
そこで、トレーラー独特のオーニングテントを購入し、駐車場でテスト取り付けしてみました。
本番は11月の子供・孫達との富士キャンプ（地元販売店・LTキャンパースのキャンプ大会）です。
今までは自走式のキャンパーばかりでしたので、手軽なサイドオーニングの経験のみ。
ヨーロッパのキャンプ旅では、リビングとしてゆったり設置されたこの種のテントを、たくさん見てきました。
いよいよ、実際のオーナーになれます。さて使い勝手は？？
購入した製品（株・ウッドランドより）
オーニングテント・カサブランカ（全長750用） ドイツ・トレーラーメーカー・バストナー社の指定製品
１、固定フックの取り付け
トレーラーの回りにはこの方式のオーニング取り付けのため、専用の溝が加工してあります。
後は「屋根を支えるポール用フック」を天井レールの側３ケ所（左・中・右）にネジ留めします。
ネジ部の防水処理は購入店に紹介された「ブチルテープ方式」にしました。
左：左フック（曲がりの中央）
中：中央（中央ポールの対面）
右：右フック（曲がりの中央）
２、テントの組み立て
まずトレーラーレールに本体を差込み、ポールで組み立てます。前面の柱は３本です。
張り綱は左右の２本のみ（添付綱が貧弱だったので、自分の夏テント用を流用しました）
天井は１、で取り付けたフックにひっかけた3本のポールで固定します。
その本体に「両サイドと正面のシート」をファースナーで固定します。
（この様な構造のため、夏にはテントを側面なしの完全開放でも設置も可能）
左：正面と左側面
左：右面・窓（網戸付）
３、内装部分の組み立て
正面の窓にプライバシーカーテンを取り付けます。左右の窓は巻上ブラインド形式で組み込み済み。
トレーラーのボディと地面の間に「防風スカート」も取り付けます。
タイヤハウス部は、このトレーラーの場合一工夫が必要でした。（レールまたは別スカート追加要）
左：正面窓カーテン
左：ボディ・スカート
４、テント固定と防水処理
テント本体のスカート部分を、ぐる〜とショックコードとペグで地面に固定します。
正面ポール部の穴にのみ「防水ブッシュ」を挿入します。
左：正面ポール防水キャップ（添付品）
左：右・スカート部との合わせ
（本体全長不足ですきま発生）
４、トライアル結果
防風のためには、全体のサイズがあと１０〜２０ｃｍ長い方が良かったのですが、残念ながら適当なサイズなし。
このテントで寒さは防げますが、今回の２晩のトライアル結果では「昼間と夜の温度差で天井シートに結露発生！」
だから、少し寒くても「夕方と撤収前には、窓やドアを開放して十分な換気」が不可欠ですね。
加えて、冬になり、テントの中で暖房を使用したら、もっと換気に注意が必要でしょう。