◆牽引ヒッチの取り付け →前の改造リストへ戻る
（１）牽引可能重量の車検証記載（陸運事務所へ追記依頼）
まずはトレーラーを引くためのヘッド車の車検証に「牽引可能重量」の記載を追加します。
昔はトレーラー側の車検証に「牽引可能な車を個別記載」していた様ですが、平成１５年の規制緩和で
ヘッドにする車の方に「牽引可能な重量を記載」し、その範囲内ならどのトレーラーも引ける様になりました。
●手順
（１）ヘッド車のメーカー顧客相談窓口にて「必要なスペック（ブレーキ力など）」を入手
（２）車検証の記載事項（重量・軸重量など）と（１）から連結検討書を用い「牽引可能重量を算出。
（３）車検証に（１）（２）を添付し、陸運事務所の改造窓口で確認をしてもらい、承認印をもらう。
（４）陸運事務所の登録窓口に（３）を提出し、記載追加してもらう。
これで、記載重量まで牽引可能となります。ちなみに私の車（エスクード・4WD)では
主ブレーキあり（通常のトレーラー） 1990ｋｇまで→ 現法律でのキャンピングトレーラーの牽引限界重量！
主ブレーキなし（カーゴトレーラーなど） 620ｋｇまで→ヘッド車両重量の半分まで！
（２）牽引ヒッチの取り付け
上記の２トンを満足するヒッチが入手できれば最高ですが、エスクード用は国内Cクラス（750Kgまで）しか
一般販売ではありませんでした。エスクードはフレーム付きの車でヒッチの取り付けは個人でも容易ですので
インターネットで国産ソレックスの製品を入手し、自分で取り付けました。
添付のカップラーは７極のアメリカ仕様で、トレーラー・スターレットにちょうど合いました（ラッキー）
◎電気的にはヘッドの車のリア配線から単純分岐しましたが、これで問題なしでした。
車種によっては「電気的な分離のためリレー追加」が必要な場合があるようです。これもラッキー！
◎添付のボールは２”ですが、欧タイプの50ミリを追加購入し、交換しました。
牽引ヒッチ
←左：ソレックス製
（フレームにネジ留め）
←右：カップラー部
（左：３極のモニター用）